あさのあつこ 『ヴィヴァーチェ 紅色のエイ』
著者:あさの あつこ
現代より遥か未来の、霧で覆われてしまった地球。ヤンが育った最下層地区にできた宇宙ロケットステーションは、何も持たない住民たちに様々な恩恵を授けてくれるはずだった。しかし、いつしか深い霧はより深さを増し、住民達は原因不明のまま体調を崩していく。こんなはずではなかった・・・でも仕方がないとつぶやく人々。しかし、ヤンはあきらめたくなかった。常に陽気な笑みを持つ親友のゴドと共に。あきらめない。いつか光の下へ――。しかし、ヤンの父は死に、大事な妹は最高権力に連れ去られる。一体なぜ父は死んだのか、妹はどうしているのか?ステーションで働き始めたヤンは、その才能を少しずつ開花させながら謎に迫ろうとする。だが、やがて起こる国の、そして宇宙の混乱に巻き込まれていくのだった。
ヴィヴァーチェ 紅色のエイ (銀のさじ)
販売元:角川グループパブリッシング
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あさのさんのことだし、長くなりそうだからしばらく読まないと決めてたのに(゚ー゚;。図書館に行ったら目の前に!村上勉氏の描く素敵な表紙を手に取ったら、もう借りるしかないよね・・・。でもやっぱり案の定。最高に盛り上がったところで「待て、次巻!」・・・だよね~(^-^;
少年少女が自分の置かれた立場にもがき苦しみながら這い登って未来をつかもうとする。登場人物たちがぐちぐち思い悩む過程が、短い言葉で綴られていくのを読む内に、どっぷりとその思いにはまり一緒にドキドキしている。もしかしたら短編くらいが疲れなくてちょうどいいのかもと『晩夏のプレイボール』を読んだ時思った。でも。才能ある若者の苦悩、性格の異なる者同士のぶつかり合い、心の奥底でつながる友情。ストーリー展開も気になるけれど、むしろそういったぐちぐちにはまってしまうんだよなあ、あさのさんの話って。この話は架空の国のお話だから、ぐちぐちに加え、主人公達はもちろんミステリーの行く末も見逃せない。先が気になる気になる。最下層から這い上がろうとする少年達・・・テーマは『NO.6』と似ているが、舞台がまるで違う。『NO.6』で地べたを這いずり廻ったから、今度は少年達を宇宙そらへと飛び立たせたのだろうか。
“ヴィヴァーチェ”とは宇宙船の名前。美しい紅の色をしている。かつてライという青年がヴィヴァーチェに乗っていた。新しいヴィヴァーチェに乗り込んだヤンとどこで交わるのか。そして、相棒ゴドとの約束は?・・・ああ、なんか「ダーティペア」思い出した。“宇宙船つながり”ってだけだけど![]()
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ダーティペアの大復活 著者:高千穂 遙 |
↑おどろいたね・・・すごい復活の仕方してたのね・・・
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