道尾秀介 『向日葵の咲かない夏』
著者:道尾 秀介
いやはや、やっちまったなあーである。最近、書店で強力に押してる感のあるこの本。少年のひと夏のミステリーみたいな謳い文句だったもんだから、読んでみたら。ホラーだったのか!!道尾秀介さんは、ホラーサスペンス大賞の特別賞を受賞されてるんだものね。そこ、知っとこうよ(TT)・・・なぜなら、ホラーは苦手だからだ!おばかなもんだから、途中まで「いつから爽やか路線になるのだ?」なんて思いながら読んでた・・・んー、日恩恵さんの『ギフト』みたな感じ?見事に裏切られました。勝手に期待してた分、残念感が大きい。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
販売元:新潮社
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プロローグからして微妙。読み終わってから読んでも微妙にわからん。主人公と妹の年齢が、そのままうちのお子サマと同じなもんだから、どうしても現実に近づけて読んでしまうので、ふたりとも、特に妹の大人びた物言いに違和感を覚える。まあ、そのうち、その存在自体が違和感アリになったけど。
それにしても、それはないでしょうのオンパレード。ホラーをあまり読んだことがないので、虚実取り混ぜたこういう狂った世界観ってのが普通なのかなあ。それはないそれはひどいと思いながらも、先が気になるおもしろさがあって最後まで読んでしまった。ラストはなんとなく希望アリっぽいんだけど、いや、どうなの?ミチオくんは、結局狂った世界から抜け出したのかどうだか、それこそ微妙。先生が放置されたままでいいのかっ、てのも気になっちゃうし。爽やか路線を期待してたからいけないのか、なんとなーく、どんより暗い気持ちを引きずったままなんだなあ・・・どうしてくれようかしら。とにもかくにも、子供を怒るのはほどほどにしよう、とは強く思いました・・・はい。
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ギフト 著者:日明 恩 |
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